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小児皮膚科 小児皮膚科
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-小児皮膚科-

主な小児皮膚科

赤ちゃんは、もともと無菌状態のお母さんのお腹の中にいて、その後分娩され色々な細菌に触れて徐々に成長していきます。生まれて3か月は母体由来のホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んなため、乳児脂漏性皮膚炎や乳児ざ瘡というものが出やすくなります。その場合は適切なスキンケア(洗浄や保湿)をすることで成長とともに徐々に改善していきます。しかし、炎症が強くなるとかゆみが生じて、スキンケアだけでは症状は悪化してしまいます。そのときは炎症を抑えるために適切なステロイド外用を併用しながら対応します。

代謝が活発なため、汗を沢山かいてあせも(汗疹)も出やすくなります。汗疹に対してはよく拭いて皮膚を清潔にし、温度調整をすることで改善しますが、繰り返しかゆみを生じる場合はステロイド外用で炎症を改善させます。

子どもの皮膚は未熟なため、大人に比べると皮膚としての機能が弱く、乾燥しやすかったり抵抗力が弱かったりします。そのため、適切な保湿剤を併用して足りない機能を補うことによって、外からの刺激・ばい菌などから皮膚を守ることができます。最近では、皮膚の保湿をできるだけ早い時期(生後すぐ)から行うことにより、色々なアレルギーを防ぐことができると言われています。

とびひは、皮膚についているブドウ球菌や溶連菌が繁殖して毒を産生し、その汁がついた部分がただれてしまう病気です。虫刺されやかぶれ、擦り傷ややけどなど、皮膚から汁が出る症状があれば起こりうるものです。早い段階で抗生物質の塗り薬を使って触らなければ治りますが、擦れたりかゆみがあると拡がるため、抗生物質の内服治療が必要になります。また、まれに抗生物質の効きにくい菌が原因のこともあり、ばい菌の検査をして抗生物質を変更することもあります。

子供の手や足によく出来るウイルス性のイボです。皮膚に出来た細かい傷にウイルスがついて皮膚表面の細胞に寄生することで感染します。大きくなったり増えたりすることがありますので、以前にはなかったできものに気付いたら、出来るだけ早めに来てください。治療は、通常液体窒素(マイナス196度の液体)を使って低温火傷をおこすのですが、やけどと同じなので強くやると痛みも強くなります。イボが出来てから時間が経っていると治りにくくなるため、いかに早く治療をするかが大切です。治療の痛みにも耐えられず、イボも治らない場合は、痛みの少ない治療方法(モノクロロ酢酸やフェノールなどの薬品を使った治療や免疫療法など)を提案します。

保険診療で処置が行える間隔は、週一回と決まっています。

幼児に出来やすく、放置してもいずれは自分の免疫が強くなり無くなります。しかし、肌の弱い子や乾燥が強くて湿疹があると、増えることもあります。触ってすぐうつるものではありませんが、幼稚園などで、夏のプールの時に治してくるように言われることがあります。治療は水疱の下にウイルスの塊があるので、それをピンセットで取り除くのですが、そのままでは痛みが強いため、来院の約2時間前に麻酔テープを貼って、表面麻酔をかけてから行います。あまりにひどいと100個以上に増えてしまうこともあり、その場合は免疫治療として消毒液を毎日塗ってもらい、自分の抵抗力を誘導し治していくことを勧めていますが、時間がかかることがあります。

保険診療で処置が行える間隔は、週一回と決まっています。

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