水虫
2018年07月19日
皆さんおはようございます。
これだけ暑い日が続くとうんざりしてしまいますね。
暑さだけでなく、湿度が高いために不快感もましてしまうのが日本の夏の特徴です。その湿度の高さと関係するのが水虫です。
水虫はカビの一種である白癬菌が足などに繁殖する病気です。水虫=痒い と思われている方が多いと思いますが、実際は痒みの無い方の方が多く、痒みがある方は皮膚に炎症を起こしているのです。その逆で、足が痒いから水虫と思って受診されても、汗の影響などででる湿疹のこともあります。しっかりと顕微鏡による真菌検査をせずに外用治療をしてしまうと、薬が効かなかった場合に顕微鏡検査してもの結果が不確定になってしまいます。市販薬の成分でも白癬菌には有効ですが、まずは診断が大切です。
怪しいと思ったら、まずは皮膚科で水虫の菌がいるかどうかしっかり調べましょう。
更にもうすぐ、爪の水虫に効く内服薬が発売されます。今までの内服薬は肝臓へ負担がかかるため内服中は採血をする必要がありましたが、今回の薬はその必要がないと言われています。爪に症状のある方もご相談ください。