新年大雪 やけどに注意
2022年01月07日
年始早々、東京では珍しい大雪となりました。年末には北陸で大雪となっていましたが、東京で降ると交通が麻痺してしまうので大変です。スタッドレスタイヤを履かずに走る車がいると、昨日のようにレインボーブリッジが閉鎖されてしまいます。橋というのは基本的に凍結しやすい場所なので、雪国でも注意しないといけないところです。私も北陸で仕事をしていたときは、スタッドレスタイヤを履いて四輪駆動の車に乗っていても、滑って道路横のガードレールにぶつかりそうになったことがありました。兎に角、準備をして、急発進、急ブレーキ、急ハンドルをしないことが雪道での運転の基本ですね。私もスタッドレスタイヤの更新をしながら運転に気を付けていこうと思います。
寒い時期は、やけどの患者さんが多くなります。ストーブによるものや、湯たんぽでの低温やけどが今シーズンも増えています。やけどをした場合は、すぐに冷やして病院に来てもらえると比較的軽症で済みますが、低温やけどの場合は、皮膚の深いところまで焼けてしまうので、傷跡も残りますし、治るのにも非常に時間がかかってしまいます。痛みがあまりなく、病院に来るのが遅れて悪化することもあります。薬局で売っているハイドロコロイド剤を貼ってしまうと、水疱がやぶれて、傷から出る浸出液で周囲がかぶれてしまうこともありますので、安易に貼らない方が良いです。とにかく、やけどしないように十分注意しつつ、もしも受傷してしまったらすぐに冷やして、早めの受診をお勧めします。