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ブログ

コロナワクチン接種後の皮膚症状

2021年08月16日

8月に入って、あっという間にお盆も過ぎてしまいました。気付いたら、前回の更新から1か月以上経っていました。つい最近までは熱中症注意と思っていましたが、お盆期間に天気が悪くなり突然朝晩の気温低下。地域によっては災害が起こっています。コロナも医療機関では災害と同様の状況が起こっています。どちらも、自分の身を守るための意識が必要となります。

コロナの感染者数はうなぎのぼりに増加しています。デルタ株は水ぼうそうやはしかと同じくらい人に感染しやすいとアメリカの専門機関がデータを出していました。恐ろしいことです。免疫を持っていない人が、感染している人たちと狭い空間にいれば必ずクラスターとなり、さらにそこから何倍にも広がっていきます。ワクチンを2回打っていても感染している報告も増えてきていますが、現状ではやはりワクチンに頼って感染者数を減らし、重傷者数も減らして、医療の逼迫を改善することが重要です。そこで現在使われている2種類のワクチンですが、人によって副反応が色々と出てきます。幸いに私自身は注射部位の筋肉痛の様な痛みが2,3日続いたのみで他には感じませんでした。多くは発熱や頭重感、倦怠感などの症状がでるようです。最近では皮疹が出たとのことで当院を受診される方も増えてきました。やはり多いのはモデルナ製のワクチン接種後に周囲に出る発赤です。先日はその周囲に湿疹が出現し、他の部位にまで拡大している自家感作性皮膚炎になっている方も来られました。治療は短期間ステロイド内服併用して外用治療で改善しましたが、いろんな症状が出てきますね。皮疹が出ても治療は可能ですので、心配だったりお困りの時はご相談ください。

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