紫外線予防
2019年04月18日
ぽかぽか陽気で気持ちの良い日ですね(*^^*) 天気が良いと、4月の紫外線はすでに刺すような刺激を感じてしまいます。最近は紫外線による日光皮膚炎の患者さんが時々来られるようになってきました。実は、4月の紫外線は強さも量も8月とほぼ同じと言われています(*_*) 日焼け止めを使わずに、うかつに外で数時間遊んでいると頬に赤みとひりひりとした痛みを感じることがあります。日光皮膚炎という紫外線による皮膚の炎症です。太陽からの光には、大きく分けて紫外線、可視光線、赤外線の3つがあり、このうち光老化に最も影響するのが紫外線です。紫外線にはUVA,UVBがあります。UVAはコラーゲンを破壊し、しわの原因となり、UVBは生体の防御反応を起こして、シミの原因となります。それらの影響から皮膚を守るために日焼け止めを使うのですが、その日焼け止めに書いてあるSPFとPAを簡単に説明すると、SPFは皮膚の発赤を防ぐ力(UVBの防止効果)、PAは皮膚が黒くなるのを防ぐ力(UVAの防止効果)を示しています。ともに高ければ効果も強くなります。日焼け止めも、種類は本当に数限りなくありますね。皮膚科で取り扱うものは、患者さんにとってできるだけ良いものをお勧めしたいと考えています。候補となるいくつかのものから、スタッフにもそれぞれ使用してもらい、使用感のよいもの、値段と量のバランスの良いものを選びました。低刺激性なので、お子さまにも使用できます。サンプルもご用意していますので、お気軽にお尋ねください。