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金属アレルギー検査（パッチテスト）について

異常に暑いと言いながら、さすがに１１月になると急に気温が下がり出しましたね。風邪をひきやすくなる時期です。体調管理に気を付けて、免疫を高めるように生活や食事に気を付けつつ、この過ごしやすい時期を存分に楽しみたいですね。

今回は、パッチテスト特に金属アレルギーの検査についてです。金属でかぶれを起こす最も多い金属はニッケルです。いわゆるメッキ系の製品やシルバーアクセサリー、ステンレス製品など色々な金属に原料として含まれています。まつ毛のビューラーで目の周りがかぶれてしまうということもあります。それ以外の金属で問題となるのが、歯科金属によるアレルギーです。歯科治療としていろいろな金属を使いますが、歯に入れるため万が一合わないと外すのが非常に大変です。金属で荒れたことのある方は歯科で治療前に金属アレルギーがないか調べてきてくださいと言われることもあります。そのために何種類もの金属でかぶれないかをみるのですが、この検査がパッチテストとなります。知らべたい金属や試薬を付けたばんそうこうのようなものを背中に２日間貼りっぱなしにして、４８時間後にはずし、貼った場所がかぶれていないかを確認するものとなります。最近、当院でもこの金属の試薬を１５種類そろえましたので、金属アレルギーの検査をご希望の場合は一度受診してください。検査で貼っている２日間はその場所を濡らせませんので、暑い時期はおすすめできない検査です。古い歯科金属が漏れ出てきて、全身に湿疹が出るケースもあります。疑ったらまずは検査をしましょう。