インソール(足底板)作成について
2022年05月16日
最近は雨の日が多いですね。例年よりも早くに梅雨入りしそうとの気象庁の予報が出ています。雨はきらいではないのですが、続くと何となく気分も落ち込んでしまいがちになります。そんな時は、体を動かしたり、本を読んだりして気分転換が必要ですね。コロナもまだ続きますし、自分が思っている以上にストレスは溜まりやすい状態です。心と体の健康を保つように、皆さん注意をしましょう。
今回は、先月当院で始まったフットケア外来に関連した情報です。足の不都合の原因の一つとして、あっていない靴を履くことが関連していることが多々あります。
既成靴というものは、平均的な型から作成されて左右均等に作られています。しかし、自分の足を見てください。左右均等ですか?全く同じ大きさの人の方が少ないと思います。よく見ると、外反母趾など指が曲がっていたり、扁平足や開張足といって足底のアーチがつぶれてしまっている人もいます。そこに歩き方がかかわってくると、人それぞれ、足の形も千差万別となります。市販の靴は自分専用ではないため、どうしても靴を自分に合わせているようになり、その結果タコや魚の目などの障害が起きてしまいます。我慢していると痛みが強くなり、膝などに影響がでることもあります。
そのため、悪化しないようにするために、靴をどうするか、タコや魚の目の治療をどうするかも重要ですが、予防をするために靴に敷くインソールを自分の足型に合わせて作ることができます。一定の決まりはありますが、保険制度を使って作ることができます。当院でも今月から靴の専門家に来ていただき、色々と相談することが可能です。ただし、月に1回、第3金曜日の午前中となり、完全予約制となります。
足に関して、もしも気になることがあれば、一度ご相談ください。