アトピー性皮膚炎治療 最前線
2024年04月12日
今年の春は桜の開花が遅れて、卒業式ではなく入学式に桜の花を見ることができています。桜を見るとなぜが気持ちが華やかになりますね。春は出会いと別れの時期です。別れは惜しいですが、新たな出会いを楽しみに、診療を続けていきたいですね。
今年は、重症アトピー性皮膚炎の治療薬(注射)がさらに増える予定です。昨年発売された注射薬が4月から長期処方の対象となりました。これまでは2週ごとに注射を打ちに来ないといけなかったのが、これからは自己注射で対応可能となります。治療の選択枝が増えるのは患者さんにとっても治療をする医師にとっても非常にありがたいことです。受験や就職活動など、大きなストレスで支障が出るような場合にもこれらの薬剤は強い戦力となりえると思います。もちろん、基本的な外用治療、光線療法などを組み合わせた既存の治療も可能です。症状に関してお困りのことがあれば、なんでもご相談ください。