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ブログ

ウイルスとワクチン

2019年01月17日

2019年1月も2週間が過ぎてしまいました。今年は完全に寝正月となってしまいました(;^ω^) 体が重くなると、余計動かなくなるので、歩いたり走ったりして体調管理に気を付けています。

寒さも続き、巷ではインフルエンザの患者さんが増えて、年明けはインフルエンザ感染状況は注意報でしたが、おそらく警報レベルに上がってくるものと思われます。当院にかかられる方にも受付で簡易消毒をお勧めしています。手洗い含嗽で感染を防ぐように皆さん注意していきましょう! 予防接種は打っていても、かかる時にはかかります。私自身も以前経験しており、予防接種をしたからと言って油断をしていると痛い目にあってしまいます。

痛みとワクチンに関連しますが、帯状疱疹という病気に対して昨年3月に新しいワクチンが承認されました(まだ発売されていない)。今までは水痘ワクチンを使うことはできたのですが、これは生ワクチンといって、免疫不全患者(白血病や抗がん剤治療中、免疫抑制療法中など)には使用できないものでした。しかし、このような患者さんこそが帯状疱疹になりやすく、重症化しやすいハイリスク群と言われており、新たなワクチンを打つことによって大きな成果が期待できるのではないかと思います。後遺症として神経痛が長年残ることもあり、できればかからないようにしたいですね。この新しいワクチンが早く発売されることを待ち望みます。

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