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酒さ

2021年11月22日

最近車のタイヤを冬用のスタッドレスに変えました。北陸に住んでいるときは、11月後半になると最初の雪が積もることが多く、それまでには交換しておかないと、非常に危険なことになってしまいます。雪の朝の通勤ではよく田んぼに突っ込んで動けなくなった車を何台も見ました。北陸の雪は水分が多くて、少し解けたあとに、朝方の気温低下で凍ってしまうため、非常に滑りやすくなるのが大変でした。時々ありますが、東京で雪がどっさり降ったら電車が止まってしまいます。寒さと一緒にコロナウイルスも第6波が来ないように、これまで通り感染対策をしながら、穏やかな正月を迎えたいです。

今回は酒さについてです。酒さの原因は非常に複雑です。ニキビダニの関与や日光、脂腺分泌亢進等が言われていますが、はっきりとしたものは断定されていません。周期的に悪化する顔面中央部の紅斑などを特徴としますが、治療に抵抗することが多く、ステロイドを塗っていると余計皮疹が増えて悪化することもあります。脂漏性皮膚炎などとの鑑別も必要で、日常の診療でも非常に迷うこともあります。以前から、酒さに有効とされてきた抗菌薬メトロニダゾールの外用薬を当院でも採用しました。保険適応はがん性皮膚潰瘍部の殺菌・臭気の軽減だけですが、酒さにも有用で、海外では適応とされています。自費の処方となりますが、顔の発赤でステロイドを塗っても治らない方は一度ご相談ください。

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