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ブログ

水いぼの治療

2019年06月13日

東京も梅雨入りしましたね。雨が多いとなんとなく気分も憂鬱になります。今日の東京は気持ちの良い青空ですが、週末にかけて予報では雨マークがついています。梅雨の楽しみ方を考えないといけませんね!

今回は、最近外来で増えている水いぼについてです。正式名称は伝染性軟属腫といいます。原因ウイルスはポックスウイルスで、アトピー性皮膚炎や乾燥皮膚、湿疹があるような皮膚にできやすく、プールでの感染も多いです。幼小児にできることがほとんどです。自然消退もしますが、数か月から数年かかることもあり、厄介なのは、そのまま放置していくと急に数が増えてしまうことがあります。大きな問題となるのが、保育園や幼稚園でのプール問題でしょうか?触ってうつることがあるため、園で取ってきてくださいと言われることが多いです。治療方法は、最も確実なのが、水いぼに麻酔テープを貼り、1,2時間後に専用のピンセットで取る方法です。大きないぼの場合は少し痛みを感じますが、小さなものはほとんど痛みも感じずに、じっとしていればすぐに終わってしまいます。周囲の皮膚炎や乾燥には保湿剤やステロイドを使う治療をあわせます。他にも、軽く液体窒素を当てたり、イソジン消毒を付ける免疫療法なども行っています。できるだけ早めに治療をすることをお勧めします。お困りの方は一度御相談下さい。

 

 

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